鳥見の山歩(さんぽ) |
2000年8月26日 登山口→行田山(2000m)→山伏(2014m)→大笹峠→登山口 学生の頃よく登った安倍奥の行田山(大谷嶺)と山伏に、山梨県側から行った。行田山は標高が1999.7m(四捨五入で2000m)で、早川町が2000年の山として売り出し中。 自宅を5時に出発。中央道八王子IC−河口湖IC−本栖湖−早川町−雨畑を経由し、登山口には9時過ぎ到着。 9:30に歩き始める。登山道も新たに整備されたもの。途中、展望の開けた場所があり、布引山と笊ヶ岳、その左奥には悪沢岳を見ることができた。 イカルやカケスの鳴き声が聞こえる。「テュリ、テュリ、テュリ、テュリ」というような囀りも聞こえるが、何の鳥かよくわからない。 急な登りもほとんどなく、行田山着(11:10)。山頂には先客が4人。着いたときにはガスに包まれ、展望はなくなっていた。大谷崩から盛んにガスが吹き上げてくる。 稜線伝いに山伏(2013.7m)まで歩く。新窪乗越までは急な下り坂。その後は多少の登り下りはあるが、比較的平らなクマザサに覆われた尾根道を快適に歩く。展望はないが、歩き慣れた道だと思うと心も軽い。 コガラの群れと何回か遭遇。 山伏には13:20に到着。頂上付近がヤナギラン(柳蘭)の群生地として有名であることを、今回初めて知る。クマザサの中には木道も整備されていた。こんなにお花畑があったけ?山伏には10回以上登ったはずだが。もっとも当時は植物にそれほど興味もなく、咲いていても気付かなかった可能性が大だが・・・ 木道を歩いていると、クマザサの中からガザガサ物音がする。ふと見るとノウサギ!慌てて逃げられてしまった。 天気はガス時々晴れの繰り返し。山小屋まで下ってみようかとも思ったが、次回のお楽しみに取っておくことにした。 1時間以上頂上でのんびりし、大笹峠へ(14:40)。なんと!山頂からは15分下っただけで林道に出てしまう(14:55)。嬉しいような寂しいような、複雑な気分。 車まで林道を戻る(16:00)。 |
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