二十四節気の草花

 二十四節気は、中国の戦国時代に黄河中・下流域の農業活動の中から生まれた季節の目安で、奈良時代に日本に伝えられました。当初は日本の自然現象と約一ヶ月のズレがありましたが、江戸時代に日本の季節の合うよう改良されました。

 太陽年(太陽が春分点を通過して、再び春分点に戻るまでの時間)を、太陽の黄経にしたがって24等分し、その季節にふさわしい名前をつけたものです。

 下記の日付は2001年のものですが、年によって1日ずれます。また、写真は特に断わりの無い限り、私の住んでいる多摩丘陵近辺で撮影したものです。

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 大雪(12月7日)  北国や山里に本格的な雪が降り出す
紅葉落ち葉
 冬至(12月21日)  冬の最中で寒さの厳しい時期だが、この日を境に日足は伸びてゆく
ノイバラ?コブシの冬芽
 小寒(1月5日)  寒に入る日で、小寒から節分までを寒の内という
氷の花(高尾山)霜の衣装をまとう冬の雑木林
ガマの穂ロウバイ(蝋梅)の花
 大寒(1月20日)  1年中で最も寒い時期
梅の花雪の雑木林ボケの花
 立春(2月4日)  暦の上ではこの日から春
オオイヌノフグリ梅の花
紅梅に雪白梅
 雨水(2月18日)  雪は雨に変わり、また雪や氷が解けて水となる頃
梅にメジロ凍るヒメオドリコソウホトケノザ