二十四節気の草花

 二十四節気は、中国の戦国時代に黄河中・下流域の農業活動の中から生まれた季節の目安で、奈良時代に日本に伝えられました。当初は日本の自然現象と約一ヶ月のズレがありましたが、江戸時代に日本の季節の合うよう改良されました。

 太陽年(太陽が春分点を通過して、再び春分点に戻るまでの時間)を、太陽の黄経にしたがって24等分し、その季節にふさわしい名前をつけたものです。

 下記の日付は2001年のものですが、年によって1日ずれます。また、写真は特に断わりの無い限り、私の住んでいる多摩丘陵近辺で撮影したものです。

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 芒種(6月5日)  稲の穂のように芒(のぎ)のある穀物を植える時期
ヤマホタルブクロネジバナアジサイ
ガクアジサイ
 夏至(6月21日)  太陽が最も北により、昼間の時間は1年中で最も長い
ネムノキ(合歓木)オカトラノオ(岡虎の尾)ツユクサ(露草)
 小暑(7月7日)  いよいよ暑さも本格的になる頃
ハス(大賀蓮)ミソハギ(禊萩)ハンゲショウ(半夏生)
 大暑(7月23日)  梅雨が明け厳しい暑さが始まる
ヤマユリ(山百合)カラスウリ
 立秋(8月7日)  秋立つ日
メマツヨイグサ(雌待宵草)
 処暑(8月23日)  暑さが収まる頃
ハギツルボ